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イールドについて~イールド・カーブ~ 
2007.02.02.Fri / 14:24 
 いまさら説明するのも面倒だが、とりあえず掲載しときます!
同種類の債券の償還までの残存期間を横軸にとり,それに対応した利回りを縦軸にとったときに描かれる曲線のこと。右上がりの場合を順イールド,右下がりの場合を逆イールドと呼ぶ。利回り曲線。
 (goo辞書より抜粋)
 ここで私がちょっとふれておきたかったのが、近年見られるイールドカーブのフラット化についてです。イールド・カーブのフラット化(長短金利差縮小)が、景気の先行き不安を代弁している、との見方があります。この見方からすると、欧米でまず景気不安が広がり、世界景気の減速を受けて、日本でも今後景気が減速することを市場が予見している、ということになります。確かに、イールド・カーブが、景気の先行指標の1 つとして採用されている国もあります。しかし、近年の世界的なイールド・カーブのフラット化は、必ずしも景気の先行き悪化を示唆しているとは言えない面があります。例えば、最初にフラット化したのは英国です、そこではむしろ住宅バブルを警戒して真っ先に金融引締めに転じたことがきっかけでした。次いで米国が利上げし、これを受けて米国でも英国にやや遅れてフラット化しました。更にその後EUがインフレ懸念から利上げに転じ、カーブはやはりフラット化しています。これらは景気の減速懸念によってフラット化したのではなく、金利引上げが主因でした。しかも、カーブがフラット化した英国やドイツは、いまだに景気の順調な拡大が続いています。米国でも急速にフラット化してから暫らくは、むしろ景気の加速さえ見られましたが、少なくとも欧米でのフラット化は、金融政策の転換を反映したもので、景気との関連で言えば、不安の反映ではなく、むしろ景気が強いなかで生じています。最近の動きを見ても、OECDの景気先行指数は夏場に底入れし、足元では反転上昇しているが、その中でカーブはフラット化、逆イールド化が進んでいます。だから、カーブのフラット化は、金融政策の転換の時期を反映して,英国、米国、ドイツの順に進みました。敢えて言えば、日本という国が緩和を続けている中で欧米が引締めを行ったことが、フラット化を促進した面があると思われます。では日本のフラット化だけ景気の先行き不安を代弁しているのか。恐らくこれもチガウでしょう。グローバル化する今日の金融市場においては、一部の国で引き締めをし、他方で別の国が緩和していれば、それぞれの効果が減殺されます。日本もいずれ流動性の吸収で欧米と足並みをそろえるとすれば、日本のカーブもフラット化に向かう、との類推がなされます。また、主要国の中でカーブが立っているのは日本くらいで、短期で調達した資金を債券で運用できる市場は日本くらいです。それだけに、日本では景気とは関係なくカーブのフラット化戦略がとりやすいのでしょう。弱い景気指標は、その戦略ポジションには都合がよいはず!「景気の先行き懸念」は後付け的なもので、フラット化の原因ではありません。今後景気の拡大が再確認され、追加利上げの機運が高まれば、カーブは更にベア・フラットすると見られます。もっとも、日本に替わる流動性供給国が現れないと、欧米ほどフラット化はしないでしょう。
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イールドについて~イールド・スプレッド②~ 
2007.02.01.Thu / 14:09 
1.イールドスプレッドで何がわかるのか?
  長期の株式投資をすべき時期は、長期金利よりも株式投資の収益率のほうが大きい(長期金利<株式投資の収益率)ときだけです。
株式投資の収益率=株式益回り+経済成長率なので、
長期金利<株式益回り+経済成長率
長期金利-株式益回り<経済成長率
長期金利-株式益回りの差をイールド・スプレッドといいます。
これを置き換えると

    イールド・スプレッド<経済成長率

となり、この関係が成り立つときが絶好の株式投資の時期です。
 ただし、あくまでも順イールドの時はこれらをめやすにしても問題はないと思うが、逆イールドの時は使えません!
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